2017年7月1日土曜日

ジャストサイズをさがす

専門家は実に専門すぎている。
が、そのことがわかれば、どんどん外へ発信して行くことが大切だな〜と思う。

専門分野には、それぞれ素人からみてもわかりにくい「技」を持って仕事をしている。

この技は、経験を踏んでいくと見えてくる境地みたいなものだが、
技をいつも使っている者にとっては、当たり前すぎる日常である。

しかし、それは一般的に特殊。

だからこそ、後輩には惜しみなく伝授をし、素人にはそのノウハウをできるだけわかりやすく伝える。

教えても教えても、減ることはないし、技が盗まれたとしても、自分の元から消えることはない。


専門家は、使い回しとアレンジが得意。だから、専門家。



今日もまた、未知のオーラルセルフケアの世界を体験しようという人が、訪れる。

私は私にできることをする。のだが、事前に決めてやるわけではない。

よく、その人にあった指導をする、とか、
マンネリ化しないように工夫する、など新人ならではのお悩みや、いつまでも感覚がつかめずに迷うと行き着く対策。
過去に、この問題をどうしたらいいか考えた時期もあった。
そんな時は、自分の中にマニュアル化したものがあり、それを出しては引っ込める作業をしていた。

ここに問題があるときは、こう。
この場合はこれ。



その人のケアのレベルアップポイントを見つけて知らせるわけだが、
それはその時の結果を見た状態からの指摘で、言い換えれば、できていないところに焦点を当てて、ダメ出しになってしまえば、やる気も失せてしまう、
うるさく言われるからしかたなくケアを続けていてもらっては、私が面白くない。

現状を伝えることは大事だが、そこからどう今後の行動につながる「あー、そうか!」を引き出すことに、やりがいと、喜びを感じるのがこの仕事の私の魅力。
相手にピッタリの引き出しは、自分が持っているもの。

やたら細かい専門分野は、
知らないから、特別に見えてしまう。
魔法を使っているように見えるのかもしれない。

ゆっくり、わかりやすくすれば見えてくる。
しかし、それはこの仕事でなくても同じことが言える。


繰り返す経験から行動に移す価値。

私にしかできないスタイルで、伝える価値に向かって進みたい。



息子:自分の学習プリントに名前を書く代わりに絵を描く?




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