2017年3月30日木曜日

やる気誉め上手

人のやる気を湧かせ、誉める事が上手な人は、可能性をグイグイ引き出せる人。
その言葉に動かされた人は、その時とても爽やかでやる気満々、楽しく、ワクワクした時間を過ごす。

なぜ、やる気が湧いてくるか?

いつまでも腑に落ちなく、心に引っかかっていたものに、解決の光が差し込み、納得が得られた瞬間があったからだ。

自分の進む方向がみえた時、人は前にすすめる力を持つ。

その日の私の役目は、目の前の人に、どう働きかければ理解されるか?
その言葉を選択し、腑に落ちる感覚を掴んでもらえるよう、お手伝いすることだった。

過去の経験も大切だが、説明をするには説得力を伴う言葉の力が必要だ。
同じ話でも、伝える人が変われば、伝わり方も変わる。

なぜ人によって、伝わり方が変わるかというと、やはりその瞬間の
「言葉に込められた熱意」が伝わるのかな・・・と思う。

精一杯想像して、それにあった言葉を届ける。
 そして、「やっぱり、あなたに聞いてよかった」と安心された表情が、私にプレゼントされた。
とても嬉しい気持ちになったから、私も納得した。

Red Lighted Candle
心にピンときた瞬間、明かりが灯る

2017年3月24日金曜日

上達

何においても学びを始めると、上達したいという気持ちがおこる。
知識が増え、出来る動作も増え、分かることがどんどん増えていく。

すると、
ここのところがわからない、あいまいだ、と 自分に自信のない部分も見えてくる 。
ふと自信のないところに、刺すような指摘にあうと、伸びようとする芽がたちまち、しょげてしまう。

「泣きたい~」気持ちに、陥ってしまった人に、
「そこは、泣かなくていいんだよ」と、反対の言葉をかけると、立ち止まる。

次に出た言葉は、「悔しい~!」
いいね!!負けん気。
このひと踏ん張りは、底力になる。

自分の力は、まだまだ出しきれていない。
まだまだ、出せる。
そんな自分を、信じて
「今に、見とれー!」っていうのも、自分に対するひとつの手段。

 解決したい部分を繰り返し頭の中 で求め続けていると、ある時ふと自分の解答に出会う。
 求めているからこそ出会う解答である 。

その時が、ひとつの壁をこえ、次のステージが開ける瞬間。
それはとてもさわやかな刺激で、快感である。
少し先を進む立場の人から見れば、「こうすればいいよ」というアドバイス ができても、聞いた本人が強く 求める気持ちがなければ、それは残念ながらスルーという結果になってしまう 。
 つまり、まだその段階に来ていない。
学ぶということには、 求めるという気持ちを伴ってこそ、学べる。

答えを聞かされるでは、ゴールはつかめない。

答えを自ら逆算してこそ、ゴールがやってくる。
White Petaled Flower on Brown Trunks

2017年3月20日月曜日

祝辞

ようやく、心も体も春の準備がはじまり、出会いと別れ、入れ替わりの時期を迎える。

人や物、それまで関わってきたきたことなど、あらゆることを含むなら、何も起こらない日はない。

芽吹きの時期を待っている草花を見ると、自分もこれからどういう未来を切り開くかは、小さな「今」の連続の先にあることを 感じる。

自然は、いつもとどまることはないし、私達も同じくとどまってはいない。


目先にとらわれてしまいやすい日常から、自分のために新しい風を吹き入ようとする気持ち、前進の用意をする人たち。

自分こそ、自立してはじめて、思い描いた人生が始められる。

自分の生き方は、自分で決める。
決めていいんだよ。
自分のことを、誰が一番わかっている?
それも、自分なんだよ。

自分のいいところも、良くないところも、自分が一番知っている。
だから、本当に望んでいることを、自分で探る意識を持てることが 、自分にとって最高の働きかけであり、最高のプレゼントをする自分なのである。

今、持っていない意識は、「育てれば良い」ということを理解すれば、いつから始めてもいい。

「やさしく」
「正しく」
「強く」

小学校の体育館に、この文字が飾られている。
素晴らしい言葉を、知っている。
なら、そうなれる意識を持てるよう、自分に働きかける意識を持てばいいんだよ。わかるかな?


こんな大切な文字を見ながら、どうすればよいのか人や自分に聞きながら、子どもたちは大きくなって、巣立っていく。

校長先生は、吉田松陰の言葉を卒業生に送られた。
ちゃんとした心を持っていたら、チャンスは広がるんだよ。
賢人の言葉、心にとても響いた。

卒業、おめでとうございます。

2017年3月15日水曜日

なんとなくの成り行きも、あとから考えれば、あれもこれも自分に必要な出来事。
今日、
 誰かと交わす会話も、 自然の流れで、必然の流れ。

私にとって起こる事全ては、貴重な時間の連続。
 めぐりめぐって、また自分の前に来た縁は、 考えを深めてとらえることができる。
目の前に起こり来ること全ては、私に「考える」ことを与える 。

そして、新しく生まれる「アイディア」を、渡してくれる。

それを分かって日常送ると、 生きていく 時間が密になる

年齢も性別も関係なければ、身分、立場、肩書き、更には人種も、問題なくなる。

国境と、偏った思想がなくなり、生きていく本当の価値に気づいたら、人はそれぞれ同じ思いで繋がる。
本来、分ける必要もないから、簡単なのではないか。



今、私は何に出くわしているのか?

それはとても小さなことかもしれない。

しかし、大事なヒントを、見せてくれている。

「これに気づけよ」と。

「これを感じよ」と。

迷いながら、「これか?」と突き進むのと、
「これだな」と、一歩ずつ進んでいく感覚。

見た目は同じに見えても、 全然違う感覚を知る。

縁とは、不思議に思う時のほうが多いが、「それはやはり、必然だ」と教えられると、納得できる。



2017年3月10日金曜日

本当の成長

今まで常識と言われていたことは、未来において必ず常識のまま残るとは限らない。
今までそうだったから、これからもそうしていく。のか?

そのままの場合、そうでない場合の仕分けの基準は何で、それはいつ起こるのかというと、

その時、気づいた人が行動を起こすことから始まる。

「それ、必要ないんじゃない?」
「それ、おかしくない?」
「なんで、こうなる?それがそうだと、こうなるんじゃないか?」

と、いつもと別の思考に意識をおいてみる。


そんな視点で物事を考えると、新しく何か見えてくる。

起こるくること全てにおいて、良くも悪くも、自分の成長の糧にできる。
そこから何かを学び取り、自分を磨く砥石として、人は成長するより道はない。

一日一日が、自分の学びのために過ぎていることを、実感する。


「あなた40代ね、70歳になるにはね、坂を転げ落ちるような速さで進むのよ〜

あっという間よ〜。」


思い返せばそうかもしれないが、そんな助言をいただけるからこそ、
いろんな世界にチャレンジして、ボヤーッとしてはいられないと思う。

私にとって今すべきことは、目の前にたくさんある。

自分の存在価値を知り、自分にできることを思索することは、最高の価値に近づく一歩だと思う。

小さなお飾りを胸に、卒業おめでとう。

2017年3月1日水曜日

Afterを求める

私は個室で仕事をしています .
毎日来られる患者様をお迎えして 約1時間 、患者様と共に時間を共有します。
しかし私の仕事は人の口の中を触る仕事なので 、会話の量はとても少ないです。

中には、
「もっと喋りたいけれども、ここって歯医者なのよね〜」と。
なんせ、お口をストップさせてしまうのですから・・・。
だけど面白いことに最初喋り始めて 、お口の中のクリーニングを始めて ふと時間が空いた時、その続きを話します。
それまでの間、その続きを、お互い頭の中でぐるぐるとめぐらせ、 次のタイミングで話す、と言った感じ。

 私はプロなので時間内に仕事を仕上げねばなりません。

山ほど喋りたいことがあっても 、その中で一番伝えたいことを、その時間にお伝えしたいのです。
 それは、その人にとって大事な情報であることもあれば、
応援メッセージだったり
優しい、笑顔だったりします。

万人向けではなく個室ならではの時間を楽しむべく、実りある時間に仕上げる、
私の大切な役目なのです。


かたや、お初にお目にかかる患者様には、ちょっと緊張されるのが常であります。が、
そんな、カチカチの心を解きほぐして、笑顔になって帰って行かれる様子をみるのも私の楽しみの一つです。

最近では、歯科恐怖症を脱出しようとする人も多くなっているようで、
「今を、なんとかしたい!」と、思う気持ちがあるだけに、とても勇気をだして、一歩を踏み入れ歯科医院へ入られる患者様も数多くおられます。

 時間を有意義に過ごす目的で通う歯科医院・・・その中で、私達は個として選ばれる時代になりました。

一昔前とは、随分ちがいます。
そんな時代が、おそらく歯科以外でも、起こっていると思います。

「あなたに、診てもらいたい」
「あなただから、話せる」
「あなたから、情報をききたい」
「あなたから、買いたい」

「あなたに、会いたい」

お互いが、満足するAfterを求めて。
山鯨の歯が、私の手元にきました。これで、何するかって?それは、誰も思いつかないようなこと。