2016年9月1日木曜日

弱点のスイッチ

調子よくいってる時、ふと何かのきっかけで「調子が狂う」時がある。

いつものとおりでいいのに、ふと不安がよぎる時。

いつものとおりでいいのに、恐怖に感じる時。

いつものとおりでいいのに、なんだか臆病になる。

いつものとおりでいいのに、疑う気持ちが湧いてくる。

そんな些細な弱点のスイッチが入る時、失敗したり、頭が真っ白になって次の行動に影響が出たりして、本来の自分のペースは狂ってしまう。

スイッチの始まりが、不安や恐怖、臆病、疑いはどれも同類。
そのスイッチという針に食らいついて、引っ張り出されたものは、まさに自分を成長させないもの。
それって、ドキッとする。

まだ勝負がついていないのに、先に白旗を振ってしまう気分。

誰に、何も言われたわけじゃないのに、恐怖の連鎖が自分の中でぐるぐる回転しだして、体がパンクしてしまう。

その一歩が踏み出せなくて、体が固まってしまう。

相手を信頼できない自分がいる。




すべて、過去の経験から私達は学んできた。
いいことは、大歓迎するけど、よくないことは、さてどうしましょうか?
どうしようもなく放おっておいたら、ふくれあがってしまう弱点。
1年後、3年後、5年後・・・今より弱点スイッチが重く大きくなる。

スイッチが入った時、客観的な自分を意識する。
自分の中で実況中継ができるようになる。

「あ、私いま・・・困ってる?どうして?・・・あぁ、もしかして、いつも思うこれか・・・。これが私の恐怖心か。」
と、具体的に。今まではそんなこと考えもしなかった領域に踏み込んでみる。


「恐怖」一つを挙げれば、
最初から「無理!」と、できない理由を、たくさん思いつける、「不可能」を中心においた、完全マイナス思考。
ところが、恐怖の真反対に「勇気」という言葉がある。
勇気を持てば恐怖がなくなってゆく、誰もがマイナス思考脱出への兆しを見つけられる。

勇気を手に入れるには、「できない」理由を、「こうしたら出来る」理由探しに出る。
今まで考えもしなかった領域に、目を向ける。
その理由を探し続けると、いつかひっくり返るときがやって来る。

「不可能」が「可能」にかわる経験とその量。

いつしか自分へ「勇気」のプレゼントをしたことを実感する。
自分にとって価値の高いプレゼントは、自分で作り出せる。
ひとつひとつを、小さく超え続けて、パワーアップ出来るんだよ。








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