2016年8月28日日曜日

小さな職人

私は小さい頃から工作や絵を書くことが大好きでした。
空想もやはり好きでした。

そんな経験を持っているためか育児をする時も我が家の子どもたちと
工作をよく楽しんだものでした。
「工作したいな〜」と思うときはやはり何か閃きがやってきたときです。

するとそんな時に近くに材料がないと、買い物に行かなくてはいけません。
思いついた時に、すぐ思った作品に取り掛かれるよう、我が家では普段から必要そうな材料道具は揃えたり、ヒントになりそうな材料を残しておいたりしていました。

場合によってはゴミ箱の中に入っているものでさえ、宝ものに見えてくるようなものさえあるのです。

このたび久々に工作好きが集まって夏休み最後の日曜日を過ごしました。
参加者は赤ちゃんから小学校高学年まで。

ものを作りにとても興味のある子たちは真剣な眼差しで根気よく集中して工作をしている姿を見ると・・・

「やっぱり日本人DNAってすばらしいんじゃないか?」
と自慢できます。

クールジャパンと言う言葉が聞かれるようになったのも、あらゆる分野のこういった子どもたちが育って、もの作りに励んでいくからこそ素敵な逸品が仕上がるのだと思います。
そんな感覚を育てあえる仲間がいることは、私にとってとても嬉しいことです。



人にはそれぞれ特徴があり、たいてい好きなことに関しては、没頭でき、しかも楽しめる強さを持っています。得意だからこそ、その分野で困っている人がいれば、どこがその人の困っているところなのかが、すぐにわかります。

私は工作をする中で、一番楽しめるところは、「失敗した時」です。
この失敗を、どうやって転換させて仕上げるかを、考えて仕上げたときが、
普通に仕上げた時以上に、達成感があります。

いろんな失敗がありました。
あ、そこ切るとこじゃなかった・・・
あ、貼り間違えた
あ、穴が開いた
あ・・・やってしもた・・・。
私の失敗談を聞けば、自信が湧く人、肩の力が抜けて楽になる人、間違いなくいらっしゃるでしょう。

そんな失敗したって、「んーーー。」と、考え続けられるのは、
「次、どうしようか。」と、思考が回れる状態だからです。

大好きな一つは、
心ゆくまで
楽しんでみましょう。




2016年8月27日土曜日

チャレンジャー味噌、蔵出し!

今年2月の、味噌仕込みから半年が過ぎ、発の「ひよこ豆バージョン」味噌のふたが開けられる日が来ました。
表面のカビエリアを、ヘラで省いて・・・






熟成された赤茶色の、香りよい味噌です。



我が家の3ヶ月早く開けた大豆味噌と、比べるとこんな感じ。

左が我が家味噌、色が若い。


ひよこ豆バージョン味噌、
そのままお湯にといて飲んでもおいしい味噌スープができます。甘みもあり、なかなかいけました。

日本の風土ならではの、調味料「味噌」。
活用レシピも広がりそうです。

‥‥‥来年は、更に他の豆でチャレンジ!
どの豆でも味噌は出来るそうです。

毎年8キロ大豆味噌一色でしたが、次は1キロか2キロは他の豆で楽しんでみるのもいいですね。




寒い時期の仕込み、毎年恒例の家事となり、その人数も増えています。

またみんなで集まって楽しみましょう。





2016年8月21日日曜日

そうだったのか!

「最近、なんにもない所でつまずくの〜」

なんてことをよく聞く歳になり・・・
つまづいて、振り返って,
何もなかったときに・・・、

「アレ…私、何につまづいた?」と考えると、ふと寂しくなるような、自分の衰えを感じるのか…。

これは、目に見えるわかりやすくてショックな出来事。

しかし、こんなことよりもっと重要で深刻、しかも
同じようなことが、自分の頭の中で起こっている。


これは、もっと早い年齢からでも発見できる、自分の思考が作る、つまづきの元の存在。
つまり、自覚しないけれども、かならず同じパターンでつまづいてしまう物を、頭の中(思考癖)に持っている。

そんな時は、結局物事がスムーズに運ばない。
「人はそれぞれ、感じ方がそれぞれ違う」とは、よく聞きますが、
ではそれはどうしてなのか、考えた事があるでしょうか?そして、自分は一体どうなのでしょう?

人のことは、見やすくても自分のこととなると、とたんにわかりにくいものです。



物理的に、何もないところで、つまづかないようにするには、足の筋力をつけなくてはいけませんが、
意識的な、何も見えない思考癖の何かにつまづく場合は、その自分の思考癖を認識し、不必要な部分を退散させ、つまづかない様にすることが賢明なやり方です。

「私も悩みが多いし、幸せなんて夢の話?でも幸せになりたいの。」
と、何かいい本はないかと、探したはいいが、やっぱり幸せってこないものだな~、と新たに悩みを増やしてはいないでしょうか?

義務感を持って自己変容は起こりません。
素直に、見たくないかもしれない事実に向き合って驚いてショックを受けたなら、そこから始まるのです。

でも、見たくないものにはフタしとけば、とりあえずは見ずに済む・・・ことも出来る。
しかし、その代償は間違いなく、大きい。

自分にとって、本当に必要な事は何なのか?
何かに依存して、抜け出せないままで、自分はそれで、いいのだろうか?


つまづくものがなくなると、スムーズな感触を味わえる。
スムーズを味わうと、「次はこうしてみよっかな」、とアイデイアが生まれやすくなる。

アイデアが生まれだすと、頭の中が楽しくなる。

人生を学び直して、早期に気づいて行動する人たちがこれから増えてくる。




2016年8月18日木曜日

二十四の瞳

この夏休み、小豆島へ行きました。始発のフェリーに乗り込み、香川県上陸。



ヨーロピアンな雰囲気、オリーブの木の実に囲まれ、一日あれば島一周も、行けるほど。
観光客が、集まらないうちに散策を済ませる。








その島の端にある、昭和レトロエリア、二十四の瞳映画村は、平成生まれの子には、無縁の雰囲気。私の中学時代は、こんな感じの木造平屋建ての校舎だった。とても気に入ってたが、それも近く、廃校になると聞きました。


 二十四 の瞳の時代を説明するならば
「一昔を10年とすれば、それは、6昔前の話だよ〜」と、義母。
昔の遊び道具や生活道具も展示されており、何処かのおばあさんが孫たちに、何気なく置いてある、稲の脱穀機械を見て、使い方を教えていた。
私達の世代には、同じように説明できる人はもうほとんどいないかもしれない。


あーいいこと書いてるなー。今の小学校には、ない目標であり、日本人が昔から大切にしてる事ってこれじゃないかな…。



初めて、元祖二十四の瞳、白黒映画の終わり部分を、息子と拝見しました。無垢な子どもたちと、真剣に向き合う大人。素朴な優しさが、ゆったりした時間に、織り込まれていました。

息子曰く、「え、ここからさらに、話が展開するんじゃないの?」
・・・、今風の刺激的な展開は無いにしても、文章で言う行間を読み解きながら、精一杯自分らしく生きる楽しみを味わいたい。

子どもも、大人も。








2016年8月10日水曜日

デトックス作用

砂枕を、作ってみました。
自然療法のすすめで、有名な東城百合子さんの本より、砂浴のデドックス効果と、その代用として、布袋に、海の砂を入れて体の下に敷いて寝ると同じ効果があるとのことで、試してみました。

確かに、朝起きた時軽い感じがするので、いいんじゃないかな〜という感じ。
慢性化した病気を持っている人、熱が出た時にも応用できるとの事なのですが、私は健康維持で使いたいと思います。
では、出来上がるまでの工程紹介。
下関、うしろ浜海岸の鳴き砂ビーチより、砂を頂き!!

うーん、さらさらで、潮の香りがする。

タンスで眠っていた豆絞りてぬぐいは、枕になる。

こんな感じて、砂浴ならぬ、砂枕デトックスだよ。
枕は、デトックスされると臭くなるらしいので、最近は天気いいので毎日外に干してます。
薬に頼る前に、できることはしたいですね〜。


2016年8月6日土曜日

本業はなんですか?

おはなし会をすると、きかれる言葉です。

まさか、私が医療人なんて、想像もつかないらしい。

保育士さん!?何モノ!??

いえいえ、専門的なことは全くよく知りませんが、我が子の観察なら良くしました。
そして、その周りも観察をしているうちに、他の子どもや先生なども視界に入り、縁が生じて自分の子どもに近い年齢層との交流や、私に多くのアドバイスをしてくださる先生、地域の方に出逢う機会に、恵まれました。

縁による、経験が増し・・・いき過ぎた趣味!?になったわけです。

その経験の一つが、小学校の図書ボランテイアでした。
育児を一段落させ、これから社会で働こうとする前の、一時の余裕ある時間。
この隙間のタイミングに、図書ボランティアをして大勢の子どもに時間を費やすと、とても勉強になります。
それは、
素直な感性を、子どもから習えるからです。

見たまま、それそのものを、受け取ってくれる子どもの反応は、多くの言葉にしないまでも、その場の雰囲気を創り上げます。そこから、学べることは私にとって刺激的でした。
「こどもたちの心にノックするようなお話をしたい」
その思いから、
他世代を繋いでいく、お話も考えたいな・・・と、思うようになりました。


今年も 地元の地区の夏祭りが開催されました。
小学校のお話ボランティアの延長というわけではありませんがこの夏 祭りのステージでお話をさせていただく時間をいただくようになり 4年くらい経つのか・・・。

「今年もしてくれますか?」と、ご依頼を頂いたとき、
「頼まれごとは、試されごと」の言葉通り、挑戦の時が来たのです。

お話の経験が無くても、「人生」という経験があるおじさまたちのメンバーが集まり、少々間違えたって、なんのその。
暗くてカンペ読めんから、「だいたい喋っとくよ〜」のご協力で、防災にまつわる昔話が出来ましたとさ。



餅つきのように・・・合いの手を入れながら、滞りなくおもしろくなって、無事終了。

「おお〜今日から安眠できる〜」なんてこと言ってますが、来年もこのメンバーかもよ!増えるといいですね。

次世代のために、楽しく頑張っているところを、皆さんに見ていただきましょう。
お疲れ様でした。



2016年8月2日火曜日

断食セミナー報告その2

さて、腸がキレイになるという事は、腸内細菌の中でも、還元作用のある発酵菌(善玉菌)が、優勢であるということです。

動物性食品や油もの、精白食品、食品添加物など、腐敗や酸化しやすい食べ物が腸内に入ってくると腸内が酸化して腐敗菌である悪玉菌が増えてしまいます。


3日間の断食するとで、この状態をリセットすると、物質的な執着に反応しなくなります。
また、カンも冴えるようなので、本当にためになる良い話は、とても頭に入りやすく感じました。

これからの自分の生き方を自分で決められるように、潜在意識を潜在能力に変えるためのお話です。

これは、私がこのブログを書き始めるきっかけとなった学びです。

最近では、「心の勉強」ってしたほうが良さそうね、と声をかけられたり、新たに学びはじめた人にとっては、「こんなこと、早く知りたかった。」と、目から鱗の人も、見たり聞いたりする立場になった私。
3年半の予習?を経て、今回の講義は、我ながら

「わたし、文章読解力ついたよな〜。」と、その成果が出ている感触がありました。

テキストはA4用紙に、活字びっしりです。

先生がしきりにおっしやったのは、文字を
「読み込み・読み解き・読み取る」力を、自分で育てることです。そして、そこから考える力を
自ら持てることです。

現代の活字離れに、のってはいけない私達。
そこには、考えることを忘れた、元々すばらしい素質を持った日本人がいる。

私達には、可能性がある。
それを知らないで、気づかないで、日々を過ごしている。

いつか、

気づいた時、

ロックが外れて、飛び出せる自分が待っている。










断食セミナー報告その1


意を決して…というわけではないですが, この飽食の時代 ,食べないことを 学びに行ってきました。

1泊2日「断食セミナー」IN下関

昔、食べられなかった頃に、生活をしていた人には、「そんなことしてまで、何しに行くのか?」と言われそうです。

約4年前から、食と体、心の勉強を手探りしながら、始めました。
いろんな先生から学びましたが、
中でも強烈パンチのきいた先生は、この二人、岡部賢二先生と、重見幸俊先生です。

今回の断食セミナーではこの二人の講師による、お勉強が出来るとのことで、情報を得て半年前から楽しみにしていました。そんな状況に自分をおいたら一体どうなるのか?実験したくて気になる私。

2日間セミナーを受け、あと1日は各自で行う3日間の断食でした。
お腹が空いたら酵素飲料を少し飲んで、適度な水分と、塩気を取ります。この塩気には、昆布茶や、梅酢、美味しい味噌を、少量。これでだいたい良いので、お腹がすいて我慢するものでもありません。そして寝る前は、甘酒。


食事の時間が省かれると、こんなにも時間があるんだと驚くほど盛りだくさんの、講義と実習があり
いろいろと、自分の体のためにいいこと聞いて、、実習してきました。
一部を、写真で紹介します。
25名受講、全国から集まる。小学生からご高齢?まで。

腰に、生姜シップ中。温かくて気持ちよい

梅干しをすり鉢ですって、同量の醤油としょうがを少し。番茶で割って飲みましょう。体の芯から温まります。



2日目から体の排毒作用があり、3日目の 朝 には断食の効果が 一番よくでるとのこと。

 体はとても軽く、気分は爽やか、お肌はツルピカです。

それぞれが、今までどんな食事をしていたかで排毒の症状も変わるようで、私の場合、濃い緑茶をよく飲んでいたため、カフェインの排毒があり、頭痛がでました。

そうすると先生は、美味しそうな梅干しを半分にちぎって、私の両方のこめかみに「ぺたっ」・・・貼られてしまいました。「しばらくこれで。」
・・・痛みは次第になくなりました。

講義は、
外胚葉由来の腸は、脳と皮膚につながり、それぞれは考えている。
腸をキレイにして、本来の自分を取り戻す。
そんな盛りだくさんの、人間生命力のお勉強でした。