2016年7月25日月曜日

ご当地、むかしばなし

私の住む土地は、梅雨時期から夏にかけて水害対策を盛んに呼びかけられ、今年は地区の自主防災組織が立ち上がりました。

これにかけまして、地元の協力者に、昔あった水害の経験を教えて頂き、夏祭りに、実話に基づく昔話を作ることになりました。

昨年のおはなしは、3人のおばさまと一緒にし、今だにお見かけすれば、なぜか高々と笑いあう関係になり、またある時はピンチの娘を助けてもらった事もありました。

この土地に住み、社交的にかなり広がり、家族にとっても良かったです。

私も、この土地に来て8年がすぎ、実は10年以上になるのではないか?と、言われながら可愛がられ、
今年の夏祭りは個性派のおじさまたちと、トリオでいくことになりました。
1人は、マイクワーク得意、1人は川柳がご趣味。私は拍子木叩いて、ツッコミ入れる。
・・・いけそうじゃないですか。

どれくらい昔話かというと、昭和20年前後お生まれの皆さんを中心に、今の子どもに想像もつかない様子を、わかりやすく、ききやすく、簡単な絵をつけての構想中。


そして、今年の楽しみの一つになってる、「アドリブ話」がここでも出来そうです。

数日前に、顔合わせを兼ねて、はじめての打ち合わせをし、お話を作って一週間後、練習。

(ダンボール製の)木の船に、玉手箱に入った昔話が運ばれてはじまるという流れ。
シナリオは、およそ出来ました。



あとは、お絵かきです。一部を真似た
絵なら、見てくれている子どもたちは想像してくれるでしょう。

そして今度は、人生の先輩方に、お仕事をお願いしなければなりません。

「流れは作りましたんで、脱線量に気をつけて、おねがいしまーす。」


っそう言えば・・・2年前に一緒にお話ししたおばさまは、既製の紙芝居おむすびコロリンの途中で、書いてある文字が小さすぎて読みづらかったらしく、ついにはピンキーとキラーズを、歌い出し、踊りだした・・・その時は、止まらんかったな〜、って止めんかったけど。
大先輩はスゴイわと、確信した瞬間でした。




2016年7月22日金曜日

自分の意思で・・・

自分から涌き出るものは、自分の意思で1歩を踏み出して表現しているだろうか?



自分から出たアイディア、思いつき、それを実現化しようと考える、
それに必要な材料を考える、
必要のタイミングを考える、
人の動きを考える、ここまできたら後は実行するのみ。

この行動にブレーキをかけるものは、

周りがどう思うだろうか?

どう見られるだろうか?

人は、笑わないだろうか?

私でいいのだろうか?

賛同してくれるだろうか?

うーん、目立ちたくない。

など、挙げだしたら、きりがない。

      しかし、そんなブレーキを持たなかったら、どうなるのか?


そうなると
自分の頭の中が,
面白くなる。


準備が出来たら、練習のほとんどはイメージをしっかり持って頭の中で試行錯誤すること。

「こんな感じになったらいいな~」

と、頭の中で展開させる。

自己現実化するには、
「あーしなければ」、「こーしなければは」、「やらねばならぬ」、「これができていなくては、ならぬ」、は不必要。
その人そのものが出たら一番面白くて、エネルギッシュな時間が過ごせる。

その上に、やりたいことを乗せる。

生きているあいだ、これに到達したくて、考え・さまよっている人がたくさんいる。

「自分らしくって、どういうことだろう・・・」と。

       芯から自分の意思で、楽しく生きていきたい。

ところが「自分は所詮こんなものなのだ」、のセリフに、甘んじてはいないか?

心の時代が来て、あらゆる人が考え始めた。

真の原因は何なのか?を、模索している。

言葉にすればもっとわかりやすくなる。
伝えたいことは、上手に言葉に変換する、自分の意思と沿うように。

今年、地元で新しいメンバーを組んで、昔話を作る。
私の知らない実際の出来事を、経験者からいろいろと教えていただいた。

そうやって、人はまた、つながっていく。








2016年7月16日土曜日

平和教育、平和に終了

小学校6年生の平和教育と言う名のおはなしかいは無事に楽しく終了することができました。
結局、絵本は2冊とも読みました。

最初に「こわーいはなし」を読んで…
Q 1.一体誰がこわかったの?
「うさぎ~。」
さらに、
Q 2.何がこわかったの?
「想像するから」などなど

さすがです。確かな回答をいただきましたので、

「気をつけよう  うわさ話と  伝言ゲーム!」
と言葉を添えて、2冊目「 となりのたぬき」の本をみせました。


張り切って首を横に振って、「そんな本見たことない」と言うサインをくれた人が多く、忘れてしまったのか、恥ずかしくて言いにくいのか、そんなことはこの際、どうでも良いので読んでみましょうと、読んだわけです。

嫌いなあいつをとっちめたい。
どうやって!?

世に出ている、ビジネス書にも、そんな本がありました。
他人を変えたけりゃ、自分が変わってみましょうという本。

この本は、まさに子どもの視点で実行してみたら・・・という絵本です。

素直な子どものうちにやっとくのが、一番簡単です。
素直を忘れてしまった大人には、かなりの量の活字説明が必要。「素直」という能力を、取り戻さなくてはいけません。



ところで、お楽しみの組み木、「大きなかぶ」も大成功でした。



3人の6年生の先生、動物役を引き受けて下さり、しかも私にあわせて、「関西弁でよろしく」なんて、ホントご理解・ご協力、ありがとうございます。

おかげさまで、念願のアドリブ寸劇が出来ました。
歌うし、しゃべるし、台本ないし、子どもたちの手拍子にのせられ、みんなエネルギー爆発!

平和で、にこやかで、元気な、6時間目の授業でした。




2016年7月12日火曜日

無くしたら困る

私が学生だった頃、手に職を持ちそのライセンスを生かして働くことが将来的に必要だと両親から教えられました。
幼少の頃から興味があったと言うこともあり、歯科衛生士になりましたが、いざ免許が取れたものの実際現場で働くには技術では補いきれない広い知識と行動力が必要になります。

約10年ほどブランクがあり現場に復帰したわけですが、その間に子育てをし、人間の成長について実際の生活面からも多くを学びながら成長しました。

女性が子どもを産み育てると言う経験は、その人の人生に大きな学びと感動をもたらしてくれます。

同時にそれまで思いもよらなかった当たり前の事が、一つ一つ積み木を積み上げるように、形作られていくようで、あらためて自分たちの忘れ去っていた重要を、わが子で呼び起こすような気さえします。

仕事柄、歯に焦点をあてると、生まれた時は、ほとんどの人は歯が生えていません。
無歯顎ですが、赤ちゃんはそれで困っていません。

その後、3歳を目安に、1回目の乳歯が生えそろい、12歳を目安に、2回目の永久歯が生えそろいます。

3回目は・・・もうチャンスはありません。


という事は、12歳、小学校6年生以降に、自分の歯は後、何年存在する必要があるのか?、を自覚する必要があります。

何故ならば、50から60歳くらいになると、

「もう一回生えてこないな・・・。」

と、願ってもかなわないお願いをよく聞くからです。

歯みがきをしていたら、歯は一生残せるでしょうか?
素晴らしい腕前の治療を受けていたら、大丈夫でしょうか?
遺伝だからと、仕方が無いことなのでしょうか?

原因をなにかのせいにするよりも、毎日使って汚れた歯をお手入れし、体の一部としての口の中と、考えれば、自分の体の「お疲れサイン」も口の中に現れることもあります。

歯ぐきが腫れる
血が出る
口内炎がよく出来る
歯が浮いた感じがする・・・

働き盛りで、無理を通してしまう40代から特に多く見られる症状です。

「この程度なら‥」と、緊急な痛みが伴うことは、ほとんど無いためか、体からのサインをすっかり見逃し続けてしまうと、ついには「3度目の正直」、な気持ちになるのでしょうか?

なくしたら、急に困るんですよ。
お疲れさま、今日もキレイに。

自分のお手入れは、自分で気づかえるよう、そのすベを、
次世代の子どもたちにも伝えていきましょう。


2016年7月6日水曜日

平和教育おはなしかい  その2

やっぱりね〜、平和的にしかも、楽しくいかないとね、おはなしかいって。

一応、学校の授業枠になっているそうですが、先生は毎回子どもたちと一緒に、お話を聞いてくれています。

ですから、児童と先生に向けて、保護者が頑張っているお話メンバーですが、このところ、ただ
読むだけのメンバーではなくなってきたところが、私にとって嬉しい限りです。

確実に、それぞれのカラーが、確保され、表現されています。
しかも、人前で本読むの、上手くなってます。

やればやるほど、義務感を超え、楽しんで時間を共にできることが、私にとって参加し続けてよかったなと、思うのです。
最初は、「読むだけなら・・・」なーんて、何時のことだったか。

本当に。覚醒して・・・、よかったですね!


小学校とは、めったに行かない保護者にとっては、敷居が高く感じるのかもしれませんが、
いろんな子どもがひとつの部屋に集まるなかで、先生たちは頑張っています。

そんな頑張っている先生に、今年はおはなしかいでも、ちょっと頑張ってもらいます(その予定)。

という事で、一年生の国語で習う「おおきなかぶ」を、構想中。

私、組み木を持っています・・・(得意)。


「せんせーい、登場人物になってくださ〜い」

昨年は、一年生でやりました。先生にもご協力いただきました。
六年生ならちょっと・・・、高度なひねりを加えて、大人たちは頑張らないといけませんね。


おたのしみに。




平和教育おはなしかい その1

我が子が通う小学校、6年生は、秋に修学旅行で、広島へ行きます。その準備がはじまりました。PTA図書ボランティアは,
平和教育として子どもたち読み聞かせをします。
毎年,あらゆる本が読まれますが、その多くは戦争にまつわるお話でした。
ときにはその内容の残酷さに,
涙しながら読まれるお母さんもおられましたが、戦争を実際に体験していない私たち、そして未来ある子ども達に,
平和とはどんな状態なのか?を伝えるために、4年ほど前からは、「これから私たちが、どうしていったらいいか」というメッセージを込めたお話も選んでます。
というわけで、メッセージ性のある力強い本、人と人との関わりの話、やられたらやり返すという、終わりなき戦いの先に見つけたものを表現したもの、などを読んできました。


さて、今年はというと思いついたのは、私の好きな本、


やっぱりコレ。

せなけいこさんシリーズ。

絵本は絵本なんですが、内容を深く掘り下げると、大人向けの説明ができます。
どちらかを、読んで話してみたいと思っています。

こわーいはなしは、人の噂話が、本当の話からどんどんかけ離れてしまい、まわりまわって一番怖かったのは、妄想だらけの話をまともに聞いた人だった、というおはなし。







となりのたぬきは、大嫌いな相手を変えたければ、自分が変われば相手も変わるという、どこかのビジネス書にも出てくる話を、小学生にもわかるように描かれています。

 6年生なんだからただのお話では終わらない。絵本の深い読み方も説明すればどの年齢にも聞けるお話になりそうです。


絵本には、作者さんのメッセージが込められています。
日常に例えられる、なるほどと言えるものは、何回も読みたくなります。

しかし、これらの本は、短いおはなしなので、おまけの時間と言っては何ですが、隙間の時間にさっと読んじゃいます。
平和的に、おもしろいのは、

その2に続く。