2016年3月15日火曜日

インナーマッスル

ここ数年、インナーマッスル(体幹)の重要性を、身をもって感じる。

それは、歩き方1つとっても、ひとそれぞれ歩く姿勢など癖があるわけで、長年培われた癖があったとしても、鍛えるところを鍛えれば、キレイな歩き方や姿勢も身につく。それがインナーマッスルの効果だ。

前屈みや猫背になったり、歩くときの左右バランスが違ったり、かかとをする癖があったり、などあらゆる癖をもって生活していた。
しかし、ここ数年インナーマッスルという言葉を聞くようになり、体の中心軸をつくる体幹を鍛える事を、意識するようになりなんだか今までと様子が変わった気がする。その源はやはり、太極拳がきっかけなわけだが、それもそのはず準備体操にとても時間をかけて下さる先生なので、毎回自分の体をいたわるように、その時間を過ごすようになった。そのなかでも、「四股を踏む 」トレーニングはそれなりにきつい。けれど その後に自分の体に残る 副産物は 私の宝物だ。
つまり、空気椅子に座ったまま、1分くらいキープするわけだが、最初は習う仲間とともに、足をプルプルさせながらも、ひたすら時間を過ぎるのを待つばかりだったのが、要領を得て筋力がつくと、自分の体と対話している時間のように感じる。

最近では、「姿勢がいいね」と、言われる効果も実感すると、「これは続けよう」と、意欲が湧く。
 さらにいいことには 同じ体制が続く状態で仕事をし続ける ため 同業者では腰を痛めたり 無理な姿勢 に耐えられず 体のあちこちを痛める人も多い 。インナーマッスルを手に入れれば ある程度の体制でも保っていられる筋肉があるため 、その疲労度が違う 。
以前の私なら 仕事をした後は 、残りの体力も弱々しく、 気持ちだけで働いているような気がしていた。 しかし 自分の体のために 続ける ということは 生活のあらゆる面にも 仕事においても、メリットがある。


今日明日で筋肉はやってこないけど、週一回でも何か運動をする時間をとってみることは、40代には後の効果が楽しみとなる。
今の私の体は、柔らかい人には劣るが、それでも今まで生きてきて一番柔軟性があり、猫背だった姿勢もかなり良くなった。
自分は体が硬いものだと思っていたから、まさかこんな奇跡的な事が起こるとは思ってなかった。そしてこれからも、続けて、いつか私の母のように、真横に開脚、お腹べったり床につく前屈を目指したい。


豪快、ブリカマ弁当(お父ちゃん作)


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