2015年10月21日水曜日

1聞いて10を悟る感覚

人にはそれぞれ物事の理解の範囲と、その深さが違う。

1聞いてひらめき、2と聞けば、3から10まで、通りぬけて理解できる
1から5まで聞いて勘違いしたまま、すっ飛んでいく
4辺りから思考がストップする
3まで聞いて全て分かった・・・様な気がすると、これまた別の勘違い
1から10まで聞いてもピンともスんともこない
話の最初から聞けない

などなど、年齢や経験値、そしてその言葉に対する理解の深さから随分と差が出てくる。
1から10までわかっている方は、各段階ずつ子どもにもわかるように説明できるくらい、噛み砕き説明できる力量がいる。
決して、理解できない相手が悪いのではない。



しかし、1から10の話が、とても良い話だとしても、聞き手は


マイナス思考生活習慣病とも言えるような考え方を、常日頃から行なっていると、

マイナスの事はよく聞けて、よく耳にでき、
反対のプラス思考な考え方には、ちっとも反応できない状態になっている。

つまり、
マイナス思考歴が長いと、マイナスを基準にして物事を考えるため、いいことを聞いても、反対のことに捉えてしまう。
責められる
嫌味や皮肉に聞こえる
何かを、やらされる、強いられる

と、誤解してでもマイナスに捉えていく。

「えっ、そんなつもりで言ったんじゃないのに・・。」は、こういうズレも、影響しているのか。


これを、そのままにしておいて将来的に、幸せな生き方が来るだろうか?
誰もが幸せに楽しく、ストレスとは無縁の生活を望んでいる。

自分の思考生活習慣の見直しのためには、真理を知り、その理解を深くするために、繰り返し自分に「正しいものさし」を、示して教える必要がある。

真理に理解を深めた過去の賢者は、皆同じ事を言う。
現代の賢者においても、それは本屋さんに行けばわかるし、ネットにも出ている。

そして、理解を深めた人から、出る言葉は、なんてことない私達も過去に聞いたことのある簡単な
当たり前の言葉の意味を深く捉え、大切にしている。

たとえば、
「自主性・自発性」と聞けば、
この言葉の意味だけ知っているのか?
この言葉に沿う、人の行動はどのような状態か?
その状況にジャストフィットした、行動の選択、目の前で何が起こっているのかよく見ていないと出てこない。

しかし、これを過去の経験の記憶に任せて、無意識に任せていたら、「自己満足」という、間違った方向に着地する。


それだけ、私達がいままでに聞いた言葉の理解が、あさはかだったという事に、気付かされる。

これに気づけたら、また一つ自分の理解が深くなった、という事だから、ひとつコマが進む。


そうやって、学びをし、1聞いて10を悟れる、センスを磨き続ける。





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