2015年8月15日土曜日

時間をかける

「いままで、何に時間をかけてきましたか?」

と聞かれて、変な質問だと思うかもしれません。
「いままで、何にお金をかけてきましたか?」なら、ピンとくる質問でしょうか?

世の中は、お金が一番、お金が基準として回る仕組みとなっています。

ある意味,価値をつける道具には、なるかもしれません。

ほとんどのものは、お金で買えるようになりました。
そして、あらゆる仕組み、人が今欲しいと思うものにどんどん値段が付けられ
売られるようになりました。

しかし、中には、お金で買えないものもあります。

それは、自分自身で本当に身につけたいもの、人間力を磨くことです。ノウハウ本はたくさん出回っています。

過去に憧れる人物がいて、そんな能力が自分にもほしいと、本を読んだりして学んでいる人はたくさんいます。
しかし、魅力的なノウハウも、一度聞いて、または読んで「よかった」という経験だけでは、思い出で終わってしまいます。


人間の成長に魅力がたっぷりあるからこそ、ものになるまで学びたいと思うのです。
そのためには、同じ事でも繰り返し、納得が起こってもなお、繰り返し、
自分の脳のデータを「オリジナル進化した自分」にするために、時間を使うのです。

脳のデータは、自分でしか作れません。自分に、日々蓄積データとしてつまれていくのなら、誰もがほしい、お金で買えない、その人そのものの魅力になるわけです。


確かに、そうなりたいと願う気持ちを、察するように現れる商品や、ノウハウが書かれているものを今までにもいろいろ見て来ました
最近は「コレひとつで、すぐ身につく・・・」という、時間かからず、ちょっとお怠けごころをくすぐられてしまう、うたい文句もありますが、それは本当にそうでしょうかと考えることが大事です。

限られた時間だからこそ、繰り返しに時間がかかったとしても、それは学びの近道とも言えるのです。
あと何年自分は生きるのか?
逆算した時、いまの社会で苦しんでいる状態をみて、その路線に自分は乗ってはいないか?
自然の摂理を学びに活かして・・・

味噌よりも熟成期間が必要な自分の脳ミソ、使い方を決めるのは自分自身。それを知るのも、実行に移るのも、求める力が強ければ強いほど、有効です。
時間をかけて仕込めば、自分らしいポジションが見えてきます。







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