2015年7月3日金曜日

只今、構想中・・・

数件、おはなし開催予定、準備中です。

一つは、小学校六年生の、修学旅行前の平和教育としてのおはなしかい。
二つ目は、地区の夏祭り、ステージイベントとしての、おはなしかい
三つ目は、幼稚園児に向けて楽しくおはなしかい

三つ全てに、共通することは、ダダのお話じゃないですよ〜。結論からいくと、自分と向きあうところに、着地予定。

それぞれに、ドラマ展開中です。

今回は、六年生の、おはなしかいについて、只今の状況

修学旅行の行き先が広島という事で、毎年この時間をいただいています。
戦争の傷跡を、実際に見に行く子どもたち、過去にあった出来事を絵本にしてある作品はたくさんあります。

その内容は、とても厳しい現実が表現されており、過去に読み聞かせをした、保護者も涙ぐんでしまったこともあるようでした。

二年前、図書の代表になった時、改めてこの機会をいただきながら、今この子たちに何を伝えることができるのか、考えました。
私も、戦争は知らない世代です。
これから本当にあった現場後を見に行くなら、同じ過ちを繰り返さないように一歩先にすすめるよう
後押しできたらいいと思い、

当時選んだ本は、「3びきのかわいいオオカミ」という絵本です。

三匹のこぶたの逆バージョン、怖いオオカミから逃げまわる、ブタさん、しかし最後に逆転その結末は・・・という流れです。

これは、「はっと、我に返る瞬間」を、嗅覚から刺激し、ついに「気付く」のですが、
「やられたら、やりかえす」を繰り返しても、終わりはなくエスカレートするばかり、どこかで、気付こうよ、違えてないか?と、疑問を投げる本でした。

当時、授業のコマをいただき、何でも自由にさせてくださった、先生方に感謝です。

で、

これがきっかけで、火がつき!?

昨年は、紙芝居「ねこはしる」を読み、猫とその餌の対象となる魚の、友情のおはなしでは、
「みなさんは、なんのために、自分の命を使いますか?」
と、聞いてみました。こたえは、すぐありませんでしたが・・・。

さて今年は、

大型絵本「とべ、バッタ」予定。

自分らしく生きる道を自分で選び、そこに飛び込んだ勇気は、いったいどこからやってきたのでしょうか?

覚悟を決め、いざ挑んだバッタ君、そして、限界点を超えた先には・・・六年生の目には、どんなに映るのでしょう?

「たかが、虫の話」ととりますか、「あれっ、これって」、と気付きに入りますか、そこがセンスの分かれ道、感性豊かな子どもたち、いつか「もうダメだ」と思ったところを、超えるときがくる。

それは、いつなのか?
それを、超えた先には、何があるのか?

そんなことを、ぐるぐる考えながら、当日の私は、やる気満々で、読ませて頂きます。
そのあと、何か喋らずにはいられない、感動が有りそうですが・・・


言葉の力を感じる一冊です。










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