ところが、1年たって、保存してあった資料や本を見て、その内容が自分のものになっていたかというと、ほとんど忘れているどころか、思い返すことさえなかったものもあります。(1冊や2冊じゃあ、ありません)
うる覚えで、再度他人にはっきりわかるように説明も出来ないまま、
「勉強、した!」
「セミナー、受けた!」
「本、読んだ!!」
「・・・したっっ!!」
と、私の中で完結していたのです。
実にやばいですよ、
その時、つぎ込んだ時間は、何だったのでしょう?全く、白紙状態になってる。
「人生は有限だ!」と、聞きました。今の命に、限りがあるのです。
私達は、有限の命を、何のために使うのでしょうか?
そこで、今の学びの中に、こんな言葉がありました。
「読書百編(どくしょひゃっぺん) 意(い) おのずから通ず」
あらゆる本を、100冊呼んで、知識を増やそうとするよりも、1冊の良書を選びぬき、100回読みこめば、文字で表現されている以上の、奥深さまで、読み取ることができる。
これが、何を意味するかは、行動した人にしかわからないようです。
あれこれしなくちゃ〜と、次から次へと、あわてなくても、1つをしっかりすれば、その先にまた新しい1つが、見えてくるのだと思います。「広く浅く」より、「シンプルに深く」
時間をかけて、1つをしっかりすすめば、それは、自分にとって「効果的な時間」です。
無駄はありません。
なかなか同じ本を100回も読めないですね。最近、資格試験に挑戦しましたが、
返信削除内容をおぼえるのに20代のときは1年くらい読まなくても覚えていたのに
40代を目前に覚えてすぐに忘れていきます。なので内容をそのままノートに
書き写して覚えると結構頭に残ってます。
書いて覚えると記憶にのこりますね。